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みなさんは井戸水に触れたことはありますか。大人の人なら、子どもの頃に飲んだことがあるという人もいるでしょう。夏は気温が高いので冷たく感じ、冬は気温が低いのであたたかく感じますが、実は一年中温度はほとんど変わっていません。井戸水は洗濯などの生活用水として使う以外に、いやなにおいもなく、水道水に比べておいしいということから飲み水などにも利用されてきました。しかしいま、井戸水は安心して飲める水とは言えなくなってきています。
井戸水は地下の水をくみあげていますから、地中の汚染の度合いによっては水に汚染物質がとけこみ、とても危険な水になってしまいます。また井戸水の水質は、季節や天気、地下の工事によって変化するため、いつも安全な水であるとは言いきれません。そのため保健所では、井戸水を飲み水として利用しないように呼びかけたり、井戸水の定期的な水質検査をすすめたりしています。
土のある場所では、水は地中奥深くへしみこんでいきます。そのときよごれた水は、土の成分や土の中にすむ微生物の力によってきれいになり、地下水としてたまっていきます。しかし、よごれの中にはそのまま水や土の中に残ってしまうものもあります。地下水は一度汚染すると、元のきれいな水へ戻すのにとても長い時間がかかります。ですから、工場や家庭から出るよごれた水を地下にしみこませないような仕組みをつくるとともに、地下水の質を維持するため常に気をつけていなければいけません。 |
日本各地の「名水」と「水道水」はなにが違うの?
おいしい水の条件には、水にとけているミネラルや二酸化炭素の量、水の温度などが関係しています。湧き水には、ミネラルと二酸化炭素が適度にふくまれ、水温も低いのでおいしいと感じますが、都市部の水道水は、季節により水温が変化し、殺菌用の塩素がふくまれているなどの理由でおいしいと感じられないのです。 |
安心して飲めなくなってしまった井戸水や湧き水。
戦後まもない頃までは、井戸水や湧き水は水道水よりおいしいといわれ、たいてい飲料用としても使われていました。しかし、農薬をまくゴルフ場が増えたり、有害な産業廃棄物などが土の中へ捨てられたりしたいま、土の中できれいになるはずの井戸水や湧き水がよごれてしまい、安心して飲めなくなってしまったのです。 |
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