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国の取り組みを進めていくためには、そこで暮らす人間ひとりひとりが考えて行動する必要があります。わたしたちが、家の住人であるように、地球の住人であることを意識し、家を大切にするように、地球を大切にして暮らしていかなくてはいけません。では地球の一部となる空気を守るため、いまからわたしたちにできることはなんでしょう。
大気汚染の原因は、自動車の排気ガスや、工場や発電所から出る煙であるということを話してきました。ではその原因をなくすために、いまから工場でつくられたものを使わない、電気を使わない、あるいは自動車に乗らないということができるでしょうか。きっと無理ですよね。でも、大気汚染の原因を減らす努力はできるのではないでしょうか。たとえば“近い場所への移動は、歩いたり自転車に乗ったりする”とか“自動車の運転では、 必要以上にスピードを出さない”などは、ガソリンを大切に使うことになり、空気をきれいに保つことにつながります。地球のためにやってあげるのではなく、地球のことをほんの少し意識して、自分のためにするのです。それが無駄をなくすことにつながり、結果的に地球を守ることにつながっていくのです。だからまず、地球を意識することからはじめてみてはどうでしょうか。 |
地球環境を守るため自転車に乗ることをすすめる国。
ヨーロッパの国々では、環境のためになるべく自動車に乗らず、自転車に乗ることをすすめています。特にオランダは、国民1人あたり1台という自転車所有率をほこる“自転車王国”で、約2万kmにもおよぶ自転車専用道路が設けられるほど、自転車を中心としたまちづくりがされています。 |
硫黄酸化物を減らすための工夫。
大量の燃料を燃やす火力発電所や工場などでは、硫黄分の少ない燃料を使用したり、硫黄酸化物を取り除く“脱硫装置”をつけたりしています。また、硫黄分をふくまないLNG(液化天然ガス)や、LPG(液化石油ガス)は、クリーンなエネルギーとして注目されており、ほとんどのタクシーがLPGを燃料としています。 |
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