| |
|
|
 |
| |
 |
 |
 |
 |
| |
大気汚染の原因を減らすため、世界的な取り組みとして1979年に、ヨーロッパや北米の国々が「長距離越境大気汚染条約」を結びました。これによって先進国の硫黄酸化物の排出量は減ってきましたが、開発途上国では、逆に増加傾向にあるため、先進国が技術援助するなどの国際協力が必要になっています。
最近、急激に発展しているアジア地域では、ph=4程度の酸性雨が観測されています。特に中国では、エネルギーとして、硫黄をたくさんふくんだ質の悪い石炭を大量に使っているため、硫黄酸化物の排出量が日本の約20倍にもなっています。それが、中国大陸から日本に流れている風(偏西風)によって運ばれてくることで、特に日本海側で酸性度の高い雨が降るのではないかと考えられているのです。そのため日本は、石炭を燃やしても二酸化硫黄が出ないように中国と協力して改良したり、硫黄分を取り除く「脱硫」のための技術援助をおこなったりしています。また、世界の国々では、燃料電池や天然ガスなどを動力源とした地球環境にやさしいクリーン エネルギー車の研究をすすめたり、火力発電などの、ものを“燃やす”ことで得られるエネルギーにかわる、太陽光や風、地熱などの自然の力を利用したエネルギーの開発に取り組んでいます。
このように、大気汚染などの地球レベルの環境問題を解決するためには、それぞれの国がばらばらでおこなっていては意味がなく、国同士が協力して取り組んでいくことでよい結果が生まれてくるのです。 |
長距離越境大気汚染条約
酸性雨の原因となる物質が、国境を越えて長い距離を移動することから、ヨーロッパの国々が中心となって大気汚染を防ぐために決めた約束です。この条約のもと、硫黄酸化物や窒素酸化物を減らすことが定められ、これがきっかけとなり、その後、オゾン層保護や地球温暖化防止につながる条約が結ばれていきました。 |
開発がすすむ“クリーンエネルギー車”
ガソリンに代わり新しいエネルギーで走るクリーンエネルギー車の開発がさかんにおこなわれています。そのエネルギーの種類は、電気、天然ガス、燃料電池、LPG、ハイブリッド(ガソリンエンジンと電気モーター)などさまざまで、そういった環境を守ることを考えた車を購入すると、税金が安くなるなど国も応援しています。 |
前回へ |
次回へ  |
| |
|
 |
 |
| Copyright © SEKISUIHEIM KYUSHU Kaghoshima All Rights Reserved. |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |