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地球上で強い酸性雨が降りつづいた時期がありました。それは地球が誕生してまもない大昔のことです。このころは大気中に酸素はなく、地上には生物にとって有害な紫外線もたくさん降りそそいでいましたから、とても生物がすめる環境ではありませんでした。
しかし、地球の誕生から約10億年後、海の中で、光合成をする(二酸化炭素と水と太陽の光を利用して栄養分と酸素をつくりだす)植物が生まれ、地球初の酸素が誕生するのです。その後、植物は成長し、酸素は海の中でいっぱいになり大気中へとあふれでていきました。すると酸素の一部が、生物を紫外線から守る“オゾン層”へと変化し、そのオゾン層が紫外線の多くをさえぎったため、地上で生物が暮らせるようになりました。こうやって約3億5000万年前に、陸上でも生物が生きられる環境ができあがり、生物が海から地上へあがりはじめたのです。このように、海の中で植物の誕生があったからこそ、わたしたち人間はもちろん、地球上の生物すべてが生まれたといえるかもしれません。そして現在、陸上にはたくさんの植物が育ち、その植物をわたしたちは大切に守っていこうとしています。なぜなら植物には、二酸化炭素を吸収し、酸素を吐き出すはたらきのほかにも、大気中の汚染物質を取り込んだり、騒音や風をさえぎったり、気温の上昇をおさえたりといった、わたしたちの生活に欠かせないはたらきがあるからです。つまり、わたしたちが生きていられるのは、植物のおかげといってもいいすぎではないのです。 |
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植物は夜、人と同じように呼吸をしている。
植物は光合成をおこなうと同時に、人間と同じように酸素を吸収して二酸化炭素を吐き出す「呼吸」もおこなっています。昼間は光の量が多いため、光合成の方が活発におこなわれ、酸素を多く出していますが、夜は呼吸だけをしているので、二酸化炭素だけを出しています。 |
オゾン層は紫外線から身を守ってくれるバリア。
もしオゾン層がなくなってしまったら、現在陸上にすんでいるほとんどの生物は、太陽の紫外線によって死滅してしまいます。すでにオゾン層の薄い部分(オゾンホール)が南極上空にあるため、今後もそれらが広がると、人間や動物たちに悪い影響が出るのではないかと心配されています。 |
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