| |
|
|
 |
| |
 |
 |
 |
 |
| |
1960年代、三重県の四日市市では、工場の煙にふくまれる有害物質が原因で、ぜんそくの発作を引き起こす人が多数発生しました。また、1970年代に入ると今度は、首都圏で、目の痛みや呼吸困難を訴える人があらわれました。主な原因は自動車の排気ガスと工場からの煙にふくまれる“窒素酸化物”や“炭化水素”で、これらが太陽の紫外線の影響を受けて、“光化学オキシダント”といわれる有害物質をつくりだしていたのです。そのころの子どもたちは、この物質が原因で、晴天なのに外で遊べない日が何日もありました。これが、最近でも夏の暑い日に問題になる光化学スモッグのはじまりでした。
このように当時の大気汚染の原因も、工場から出る煙と自動車の排気ガスで、現在と大きく変わりません。ところが、当時の方が今以上によごれがひどく、被害届け出人数も、最近10年間の最高だった年が1,500人弱であったのに対して、1970年代には4万人を超えたこともありました。また、有害物質の排出を抑える技術が発達していませんでしたから、クルマの排気ガスにふくまれる窒素酸化物や浮遊粒子状物質(SPM)の濃度も、いまにくらべればとても高かったため、被害を受ける人が多かったのです。 また最近では、ごみを燃やしたときの「ダイオキシン」や、新しい家では「シックハウス症候群」といった新たな空気環境汚染が問題になっています。さらに、空気のよごれが原因で雨水にまで異変が起きています。では、次のページでこの雨の問題について学んでいきましょう。 |
花粉症の原因ともいわれているSPM(Suspended Particulate Matter)。
SPMとは、大気中に浮遊する直径10ミクロン(100分の1mm)以下の粒子で、ディーゼル車の排気ガスや工場から出る煙にふくまれています。非常に細かいため、鼻や肺の奥まで入り込み、ぜんそくや花粉症のようなアレルギーを引き起こす原因となっているといわれています。 |
シックハウス症候群
新しく家を建てたときに、建材などから発生するホルムアルデヒド等の有害物質が原因で起きる頭痛やめまい、吐き気などの体の不調を「シックハウス症候群」といいます。化学物質を多くふくむ材料を使う、あるいは昔にくらべて家のすき間が少なくなったなど、さまざまな原因があるといわれています。 |
前回へ |
次回へ  |
| |
|
 |
 |
| Copyright © SEKISUIHEIM KYUSHU Kaghoshima All Rights Reserved. |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |