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みんなで考える、みんなの地球
セキスイハイム環境文庫 第3巻
第1章 地球の資源とゴミの問題
 
ゴミがつくり出す恐ろしい毒物、ダイオキシン。 金属やガラスに較べてとても軽く、簡単にたくさんつくれるプラスチックは、わたしたちのまわりのいろいろなところで使われ、たいへん役に立っています。そして、暮らしの中にプラスチックを使ったものが増えるとともに、生ゴミや紙くずなどに変わって、プラスチックのゴミが占める割合がとても増えてきました。
  容器包装リサイクル法などリサイクルについての法律が決められてから、プラスチックのゴミは自治体によってほかのゴミと分けて回収され、ものの原料や燃料として再生されるようになってきています。しかし、まだ、たくさんのプラスチックが生ゴミや紙くずなどといっしょに焼却炉で燃やされ、その後に残った灰を埋め立てて処分されています。
  あなたはプラスチックを燃やしたときの煙や煤から、変なにおいを感じたことはありませんか。石油やさまざまな化学物質を使ってつくられたプラスチックを燃やすと、生き物に有毒なガスなどが発生することがあります。近ごろでは、ほんの少しの量でガンやアレルギーなどを引き起こし、人の体に悪い影響をあたえるダイオキシンという毒物がたいへん大きな社会問題になっています。
  ダイオキシンは食塩のついた生ゴミや塩素系のプラスチックなど、塩素を含んだゴミを300〜600℃ぐらいの低い温度で燃やすと発生します。だから、ダイオキシンや有害物質の発生をおさえるためには、どんなゴミでも燃やして処理すればよい、という考えを改めていかなければいけません。
 
豆知識ダイオキシン
人がつくり出した“史上最悪の毒物”とも呼ばれるダイオキシン。猛毒として有名な青酸カリの約1,000〜10,000倍もの毒性を持っています。毒の強さは、体重約60kgの人の身体の中に水一滴にも満たない、わずか0.04mgのダイオキシンが入っただけで半数の人は死亡するほどです。
豆知識そのまま捨てても自然に土にかえる生分解性プラスチック。
生分解性プラスチックとは、土や水の中に住んでいる微生物によって分解され、水と二酸化炭素に変わるプラスチックのこと。おもな原料は、トウモロコシのデンプンです。「グリーンプラ」という愛称で呼ばれることもあります。最近では、ボールペンや歯ブラシなど、わたしたちのまわりに登場しはじめています。
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