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みんなで考える、みんなの地球
セキスイハイム環境文庫 第2巻
第1章 もののライフサイクルとLCA
 
LCAはいろいろなところで活躍しています。どれだけ地球の資源やエネルギーを使っているのか。二酸化炭素、ゴミやヨゴレはどれほど出るのか。ライフサイクルアセスメントは、つくるとき、使うとき、捨てるときのすべてで環境にどれだけ影響をあたえているかをあいまいな言葉ではなく、だれにでもはっきりとわかる数字であらわします。だから、ものをつくったり売ったりする会社はもちろん、国やわたしたちが地球へのやさしさを考えるときなど、さまざまな場面で役に立ちます。では実際には、どのようなことに取り組めば地球にあたえる影響が少なくなるのか、家のライフサイクルアセスメントで考えてみましょう。
■家をつくるとき
・国
家の省エネルギー性能について基準を決める。
家をつくるとき環境のことを考えた家に援助金を出して太陽光発電などを広める。
・会社
省エネルギー性能の高い家を設計する。
長く住める丈夫な家を建てる。
取りこわすときのことも考えてリサイクルしやすい材料を使う。
・わたしたち
必要のない設備をなるべく求めない。
太陽光発電のような自然の力を活用した設備を取り付ける。
環境のことを考えている会社を選んで家を建て
家を使うとき■家を使うとき
・ 国
中古の家を安心して買える法律を決める。
地球にやさしい住まいにリフォームするための援助金を出す。
・会社
長く住めるようにメンテナンスや保証制度を整える。
エネルギーを効率よく使う方法など地球にやさしい住み方を提案する。
・わたしたち
長く住めるようにしっかりと手入れをする。
環境家計簿をつけてどれだけ環境に影響をあたえているか確認する。
■家を捨てる(取り壊す)とき
・国
家を捨てる(取り壊す)とき取りこわしたときに出たゴミをリサイクルする法律を決める。
法律をまもらないで取りこわす会社がいないか検査する。
・会社
取りこわすときに出たゴミをリサイクルする。
まだ使える部材はきれいにしてもう一度使用する。
・わたしたち
リサイクルを考えている会社に取りこわしをお願いする。
豆知識リサイクル
使い終わったものやいらなくなったものをゴミとして燃やしたり埋めたりしないで、もう一度ものやエネルギーをつくるための資源としてよみがえらせることです。たとえば、お弁当などについてくる使い捨ての割りばしは、機械で細かく砕かれてチップと呼ばれる紙の原料になります。
豆知識環境家計簿
電気やガソリンを使った量、ゴミを出した量などを書き記して、集計をおこなう記録簿のことです。わたしたちが毎日の暮らしの中でどれだけ環境に影響をあたえているかがわかります。自治体、会社、さまざまなグループや団体などが作成しており、ホームページなどで簡単に手に入れることができます。
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